フォーシーズンズ

さまざまなホテルブランドがある。日本の中では昭和の時代からある御三家。外資系からすると部屋の広さなどは劣勢だが、歴史が空気に品格を与えている。ハードだけでは勝てない蓄積がある。この数年、鳴り物入りで開業する超高級外資系の中には、スターバックスのスタッフの方が気が利いているのではと思うホテルもある。外資系の中ではフォーシーズンズが一番自分にしっくりくる。リッツ・カールトンではない。ボストンでもシンガポール、上海、京都でも優先順位は変わらない。肌が合うということだろう。シンガポールでは同じグループで大好きなリージェントもある。長めの滞在の時はとても心地よく過ごせる。マンハッタンバーがザ・バーといった感じだった頃はもっと貿易港という雰囲気があった。